釣り人目線で選ぶ、カメラ選びのABC-Yuta Komatsuda

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リトルジャックブログを閲覧の皆さま、こんにちは。
宮崎県SPモニターの小松田です。

日中の残暑も幾らか和らぎ、秋の気配が強くなってきましたが、海はまだまだ暖かいみたいで、週末を狙ったかのようにおいでなさる台風の方々…。釣行計画が乱されているアングラーの方も多いのではないでしょうか。私もです(笑)。

さて、話は変わりますが、釣った魚の写真は何で撮影されていますか?スマホ?コンデジ?一眼?写ルンです?

そこで今回は、私がカメラを購入するにあたり、釣り人目線で重視したポイントについて紹介したいと思います。ただし、あくまでカメラについては若葉マークですので、カメラを趣味としてされている方は、どうか暖かい目で見逃してください(笑)。

まず、特に気にしなくて良い点として「画素数」です。カメラを比較する際に、「画素数」が気になると思いますが、よほどの大きなサイズ(ポスターとか等身大パネルとか)でプリントアウトでもしない限りは、性能差を感じにくいと思います。似たようなスペックのカメラで悩んでいる際の、あと一押し的な感じではないでしょうか。

次に、どの機器を使用するかについて少しだけ。理想はどこでも一眼を持ち歩き、迫力ある写真を撮りたいとこですが、徒歩での移動が多い釣りでは、あのサイズは邪魔でしかない点も挙げられますので、消去法で残るのはスマホとコンデジのどちらかになるのではないでしょうか。

最近のスマホは内蔵カメラも高性能な物も出ているようですが、肝心な時に「充電が…」となるのも嫌でしたので、コンデジを選択しました。

実は、ここからが今回のブログでお伝えしたいメインの内容になります(笑)もう少しお付き合いください。

まず1つ目のポイントとして、「防水性」です。
水中の魚が相手なので、当然、携行品は落水、浸水のリスクが激高な状態ですので、防水性能の有無は死活問題だと思います。もし、防水されてないカメラを使いたいなら、各カメラメーカーから専用防水ハウジングケースが販売されている場合がありますので、一度検索されるのもありと思います。中には、PVC製の簡易防水ケースもありますので、それも一考です。
次に2つ目のポイントとして、「WIFI対応」機能です。
以前、使用していたコンデジは未対応でしたので、「別にいらない機能だろ…」と思っていましたが、実際に対応機種を使用してみたら、なんとも便利なこと。スマホに専用アプリをインストールしていたら、いつでも、どこでも、スマホへの画像転送がストレスフリーにできます。スマホへ取り込んだ写真は、すぐにSNSへ投稿することもでき、スマホで撮った写真とともにコンビニでプリントアウトもできたりと、SDカードの肥やしにならずに済むこと間違いなしです。

そして、3つ目は最も重視したいポイント、「F値」です。
F値(絞り値)は、ざっくり書くと「レンズを通す光の量」を調整する値です。
ルアーフィッシングにおいてナイトゲームやマズメ時、繁茂した木々がうっそうとする渓流や山間部などの、ローライトなポイントに行くことが多いと思います。その様な状況下では、この「F値」が大きく関与してきます。

具体的にどのようなものかと言いますと、目で言うところの「瞳孔」を思い浮かべてもらえたらイメージしやすいと思います。瞳孔は暗いとこでは、多くの光を取り込もうと「散大」し、明るいとこでは、取り込む光を制限しようと「縮小」しようとします。その機能を数値として表したのがF値になります。

F値は「F1.4・F2・F2.8・F4・F5.6・・・F32」と段階的に設定され、「値が小さいほど、多くの光を取り込める」ということになります。また、F値が小さいほどシャッター速度も速くなり、ピントが近く(背景、奥がぼける)になります。反対に、F値が大きいほどシャッター速度が遅くなり、ピントは遠く(手前がぼける)になります。

試しに、3つの設定したF値で撮り比べてみました(オリンパス。モデルは、リトルジャック製品の中でも、随一のグラマラスボディの「ゴルゴーン」さんです。

まずはF8.0です。

次にF2.8です。

最後にF2.0です。

二枚目(F2.8)と三枚目(F2.0)を比較すると、後者の方が明るく撮れています。
一枚目(F8.0)も明るくは撮れていますが、F値が大きいのでシャッター速度が遅く(今回の撮影ではF2.0の13倍ほど遅い)、手ぶれに注意する必要性がでてきます。
まして、魚に「はい、止まって。はい、チーズ」と意思疎通を図るのは困難ですので、一瞬のシーンを収めるのにシャッター速度が重要なのは、明らかです。

他にもISO感度や露出補正、被写界深度などなど覚えることが盛りだくさんですが、私自身全然覚えれていません(笑)せっかくの魚や風景をキレイに残せるようになりたいので、少しずつですが学んでいこうと思います。

理解できたことについては、この場にて紹介し、皆さんと共有できたらと思います。長々とお読みいただきありがとうございました。

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