「平、昌」釣リリンピック-Yuta Komatsuda

投稿日:

堤防沿いの菜の花が咲き、私の鼻もムズムズする様な春を少しずつですが、宮崎県では感じる日が増えてきたように思います。リトルジャックブログ閲覧の皆さま、こんにちは。宮崎県SPモニターの小松田です。

 

今回は、九州を東から西へと横断し、長崎県へと遠征してきました。

目的地はと言いますと、片道400km程で徒歩だと3日かかるところを、東九州道から大分自動車道を経て西九州道自動車道を利用することで、およそ6時間にて到着したのは、釣り人なら一度は行ってみたい「五島列島」…への玄関です。

憧れの五島列島へ渡るのに、今回は平戸市の「丸銀釣センター」さんの瀬渡しにて上五島の沖磯へと渡礁してきました。

 

出港し1時間ほど船に揺られることになり、寝不足も相まってか、初の五島列島への期待感に胸と胃が踊り、いろいろなものがこみ上げてきましたが、はやる気持ちをグッと我慢。遠足前の気分です。

 

そんな五島列島にて狙うは、朝マズメから4時間程は「ヒラマサ」を狙い、お昼前には瀬変わりし、「ヒラスズキ」を狙うような贅沢な釣行計画でしたが、ここ最近はどちらも不調とのことでした。「この前までは良かったのにねー」等のような遠征あるあるです。

 

回遊してきたら釣れるだろうとの思いで、瀬変わりまで「メタルアディクト」を始めとするジグやプラグを投げ続けましたが、今回はヒラマサからの反応はありませんでした。

 

個人的には「五島列島のヒラスズキ」に非常に憧れがありましたので、瀬変わりしてからが本番です。昔はヤギがいて草を食べていてくれていたらしく、歩きやすかったとのことですが、写真の通り腰近くまで伸び伸びと成長し、歩きにくいのなんのって。ヤギはどこいったのでしょう。

数日前から長崎県の波と風予報をチェックしていたので、予報が外れることを願っていたのですが、それは叶わず。せめて瀬変わりした磯では、「サラシが…」淡い期待を抱いていたのですが…

波によるサラシは期待できない状況でしたので、風表へと移動するとわずかなサラシはありましたが、絶壁な地形が多く立ち位置が限られるために理想のコースを通せない状態でした。

少ないサラシと風表という状況でしたので、リアクションバイト的な反応を期待し「フォルマアディクト」を使用すると、足元にて待望のバイトがありましたが、ランディングに手こずり、貴重な1匹をバラシ、それ以降の反応はありませんでした。

 

潮位が下げの半分といったところで、地形によるサラシが出始めたポイントもありましたが、納竿の時間となり無念の終了となりました。このような漂流物を見ると、「違う海に来たなー」と実感が湧きますね。

帰りの船内では、船酔いする暇もなく夢の中でした。

 

今回の記事は、悲しいことに釣果を乗せることができず、旅行記のようになりましたが、いつかは「デデデン!」と立派な「五島列島のヒラスズキ」を紹介できるよう、海の向こうの平昌にいる選手のように諦めないで、釣行していきたいと思います。

 

「平昌(ピョンチャン)」って日本語では「ヒラ、マサ」ですね(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です