Decoy Angling-Yuta Komatsuda

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リトルジャックブログをご覧の皆さま、こんにちは。

宮崎県SPモニターの小松田です。

 

局地的な大雨の後には、連日の猛暑と、特に日中の釣りには過酷な時期がやってきました。

皆さまに置かれましても熱中症には、ご注意し夏の釣りを楽しまれてください。

 

さて、私もこの時期になると暑さの中に「涼」を求めて、水浴びを兼ね「鮎の友釣」に行く機会が自然と増えてきます。

 

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、釣り具量販店の「鮎の友釣」コーナーの中には、「もしもの時に備えた」専用設計の鮎ルアーが陳列してあると思います。ルアーフィッシングでのルアーと異なり、鮎の友釣の仕掛けで手軽に「もしもの時」を乗り切るために鼻かん装着穴や逆さ針を刺せるようボディ全体がシリコン製と専用ならではの設計になっています。外観はごくシンプルな色合いになっていることが多いと思います。

 

ここまで書くと予想できていると思いますが、前回の「ゴルゴーンのスイム動画の撮影の際に、あまりにも泳ぐ姿がリアルでしたので、「ゴルゴーンは、本物の鮎にとって鮎として騙せるのか?」ということを試してきましたのでご紹介します。

 

まず、本物を騙すためには、流れの中で沈んだ状態にて浮き上がらずに泳げることが第一になってくると思いますので、現場でチューニングです。ボディの板鉛に加えて、流れの強さに応じてカミツブシにて調整していきます。

 

鼻かんはアイに直接通して使用することにしました。

肝心の逆さ針は、テールフック側のスプリットリングに外れないよう挟み、外れてないか毎回の確認です。

 

腰下程の水深で耐えるのがキツイ程の瀬では、さすがに浮き上がってしまい、また、回収時に抜きあげてのタモキャッチの際に、鼻かんがアイから抜けて、あわやゴルゴーンが自然に帰りそうになったりしました。

 

膝下程の比較的緩めの瀬の中で、要所、要所を通していくと、独特の「ガガガガガガ」というアタリの後、流れに乗って下流へ下ろうとします。普段なら引き抜ける程の流れなのですが、ゴルゴーンが自然に帰ることが非常に辛いので、寄せることができる場所まで移動しランディグ。

 

無事に鮎を騙せたことに満足し、後は友釣を再開するも、雷の音が聞こえ始めましたので納竿としました。

 

片づけの合間に、「ゴルゴーン」と同サイズの鮎と2ショット。

 

顔周りの作り込みの丁寧さに加えて、背びれの位置や、いわゆる追星の位置などもリアルに仕上がっています。加えて、泳ぎも艶めかしいので、鮎が騙されたのも納得です。

 

本来の用途とは異なりますが、もし、鮎の友釣で使用される際には、各河川の遊漁規則をご確認の上、使用されてください。

 

本物の鮎も騙せるリアルさの「ゴルゴーン」。発売が待ち遠しいものです。

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