Angling Tour-Yuta Komatsuda

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ブログ閲覧ありがとうございます。宮崎県モニターの小松田 祐太です。

今回は、5月末に「トカラ列島(鹿児島県十島村・平島)」へと遠征してきましたので、その遠征内容についてご紹介していきます。

 

「トカラ列島ってどこ?」、そんな疑問が浮かぶ方も少なくないと思います。かくいう私も初めて聞いた時は「え?どこ?」となった一人です。この時期のトカラ列島では、各島にトビウオが接岸し、夜間になると、それを捕食するためにロウニンアジ(GT)が堤防から届く範囲を回遊し始めます。そんな夜の堤防GTに加えて、日中は大自然の中、釣りができるのも魅力的な部分になります。文字通りの「寝る間を惜しんで」の遠征です。

 

屋久島と奄美大島との間にあります、7つの有人島を始めとするいくつかの無人島を含めた島々の名称になります。

アクセス方法としては鹿児島港発の「フェリーとしま」に乗船することになります。

詳細は「十島村ホームページ」をご参照ください。

 

目的の島にもよりますが、6~12時間の船旅になり、今回、私が遠征しました「平島」はおおよそ9時間ほどの船旅でした。汽笛の音で目が覚めると、そこには手つかずの自然が繁茂する日常の喧騒を離れた景色が広がっています。

「海の色と言えば青」というのが一般的かと思いますが、このトカラ列島の海の色は、また違った色をしていまして、とても美味しそうな色です。

「平島」と言うだけに島の形が「平」な様子かと思いますが、全くもって平らな様子がありません。島の方の話によると、「平家の落人が漂着したことが由来とされている」とのことです。歴史探訪にもそそられましたが、そこは釣り人、新製品の「メタルアディクトタイプ02(※以下02)」をメインに「メタルアディクトタイプ01(※以下01)」との使用感の違いを確認しながらの釣り開始です。

湾曲したボディの01のフォールはイレギュラーで時折スライドするのに対して、ストレートボディの02は「ヒラヒラヒラヒラ」と安定したローリングでのフォールであり、ショートピッチジャークでもキビキビとアクションしてくれる印象です。根魚を始めとするフォールに対して好反応を示す魚種に01、メインベイトがイワシ等の小魚を追いかけまわす速い魚種に02といったような使い分けができそうに思いました。今回の遠征では、南国の島らしい魚種をターゲットとしましたので、02を中心にシャクっていきます。

 

トカラ列島へ通い始めて毎年そうだったのですが、「シャクった時間だけ確実に釣果が伸びる」というほどに魚影が濃い海域なのですが、今回の遠征では、友人と合わせて3人でシャクり続けますが、魚からの反応が薄いままの時間が過ぎていきました。

 

シャクリ続ける最中、水面がざわついたのが見えたので、早急に回収し、ざわついた付近へキャストし、数秒沈めてワンピッチショートジャークを行うと、ターゲットとしていた魚種ではありませんでしたが、良型のダツがバイトしてきました。ダツ(脱)ボウズです

日差しが強くなる時間は休憩も兼ねて、ノンビリと泳がせ釣り用の魚を釣るべくサビキ釣りをやってみたところ、ムロアジを始めとする南国らしい魚がお出迎えです。君の名は?

休憩後もひたすらにシャクリ続けましたが、ジギングでの釣果に恵まれず、夜間の堤防GTもトビウオの接岸が著しく悪く、厳しい釣行になりました。

 

朝マズメから帰りのフェリーが来る時間まで一抹の望みをかけてジグをキャストし続けましたが、今回の遠征は苦い結果となりました。朝から夜まで、夜から朝まで釣り続けた結果ですので後悔は少ないですが、不完全燃焼過ぎましたので、今季にもう一度遠征できるタイミングが作れたら日中、夜の釣りともにリベンジを果たしたいと思います。

釣りはもとより手つかずの自然を満喫できるトカラ列島。週末の連休、夏休み等を利用し、たまには日常の喧騒を離れた環境に身を置いてみてはいかがでしょうか?渡航される際には、十分な下調べに準備を心掛けてください。

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